介護職として仕事をしたいと考えている場合、避けて通れないのが面接です。未経験でも仕事ができる、求人が多いといったことはあっても、採用する側は「長く働いてくれるかどうか」「熱意があるかどうか」「一緒に働きたいと思える人間か」など様々な質問を投げかけ、人となりを見極めようとしています。逆に面接で型どおりの完璧な受け答えができたとしても、「マニュアル通りのことしかできない人」と受け止められる可能性もあるのです。そこで介護職の面接で、注意すべきこと、成功するためのポイントを詳しくご紹介します。

介護職の面接で重視されることとは?

介護職は慢性的な人手不足のため、応募してくる人を書類や面接で不採用にするということはあまりありません。ただ、履歴書で転職回数が多い人や、短期間で辞めている人などは「採用してもすぐ辞めてしまうのでは」と思われる可能性があります。そのため、面接などで前職の退職理由を聞かれたり、介護の仕事で何をしたいのかなどが聞かれます。あらかじめ聞かれることを想定して考えをまとめていくことも必要ですが、最終的には自分が介護の仕事をしたいと強く思っていることをどれだけ面接官に伝えられるかが重要です。

面接で不採用になる5つのタイプ

この人は採用してもすぐに辞めてしまうのでは、と面接で思われてしまうタイプについて見ていきましょう。面接の時にはこのタイプに当てはまることのないよう注意することで印象がぐっと良くなります。

1.会話がきちんとできないタイプ

面接官から質問されると、聞かれていないことまで熱心に話をしてしまうタイプは、「自己主張が強い」「コミュニケーションスキルが不足している」と解釈される可能性があります。

2.待遇や条件についての質問が多いタイプ

「この日は休みたい」「給与は最低でもこれぐらい欲しい」「残業はしたくない」など待遇や条件についての質問が多いと「我が強いタイプ」「仕事がやりづらい」という印象を与えてしまいます。

3.笑顔が少なくいつもうつむいているタイプ

話が下手、初対面の人と上手く話せないといったことはそれほど大きな問題ではありませんが、面接の時も人と上手く接することができない人は不採用となる可能性が大です。

4.敬語が上手く使えない・あいまいな言葉遣いをするタイプ

話すスピードが速かったり、相手が話している最中に割り込んだり、また不自然な敬語を使う人は面接官に良い印象を与えることができません。会話は普段からしておかないと磨かれません。

5.身だしなみなど第一印象がよくないタイプ

清潔感がない、面接なのにジャージやカジュアルな服で来る、といったタイプはその見た目だけで不利になる可能性があります。

面接を成功させるために事前にしておきたいチェックポイント3つ

面接で好印象を持ってもらうためにも、面接の前に以下の3つをチェックしておきましょう。

1.よく聞かれることは自分でまとめておく

介護の面接でよく聞かれるのは「なぜ介護の仕事をしようと思ったのか」「なぜこの職場を選んだのか」「介護の仕事を通して何をしたいか」といったことです。職場に関する基本情報はまとめておき、ホームページに書いてあることを面接で質問することのないようにしましょう。

2.介護に関するニュースをテレビや新聞でチェックしておく

上手く質問に答えられない時など、テレビや新聞で見た介護の記事で自分が感じたことを伝えるだけでも「介護のことをしっかり考えている」という印象を伝えられます。普段からアンテナを張っておくことをおすすめします。

3.介護職として働く立場に立って身だしなみを整える

面接のあとそのまま介護の仕事ができる、という前提で身だしなみを整えることを考えてみましょう。そうすると髪の長さや爪の長さ、化粧の仕方なども分かるはずです。見た目の印象だけでも「この人は介護に向いている」「やる気がある」と感じてもらえます。